2005年10月27日

逆ポーランド入力の電卓ソフト

ふつー、電卓で1+2の結果を求める時には1+1=とキーを押す
当たり前の話しだ。
だが、日本語としてみると「1と1を足す」という事になる。

これが(1+2)×3となると、電卓ではメモリー機能を使う。
だが暗算でやる時は日本語として「1と2を足して、3をかける」となる。
日本語で考える時には、括弧が存在しないことに注意してほしい。
この考え方を電卓に応用したものがあり、それは逆ポーランド入力(RPN)と呼ばれている。

使っていない人にはメリットが実感として湧かないだろうと思う。
だが、私は既に十数年この方式の電卓ソフトを使ってきており、既に普通の電卓が使えない(使いにくい)体になってしまっている。

やはり世間では少数派になってしまったようで、今では電卓そのもので逆ポーランド入力の物を手に入れるのは難しくなった。
実は私も電卓そのものは使ったことがない。

もともとは、ヒューレットパッカードの金融電卓というもので採用されたと聞いている。
その後、世界初のプログラム電卓でも採用されて広がったらしい。
このプログラム電卓は月刊トランジスタ技術などに広告が載っていた。いまのメモリースティックに似た磁気カードにプログラムを保存しておけると、(当時としては)すごい事が書かれていた。
たしか値段は書いていなかったが、3〜40万円したと後に聞いたことがある。

私自身は逆ポーランド入力の考え方にふれ感激、すぐ当時使っていたNECのPC-9801NVというノートパソコン(DOS)で、HPCALCというソフトを使いはじめた。
その後、PDAのHP100LXを手に入れ、内蔵ソフトの電卓を逆ポーランド入力(RPN)に即、設定した。

WIndowsの時代になってからはWin版HPCALCという物を使っているが、既に公開はされていないようだ。
いまならMRPNWHPといったところだろう。


普通の電卓が使えない体になったという事は、実は大変なことだ。
よってPocketPCには必ず逆ポーランド入力のソフトを入れておかないといけない。
今はCalcNOW!を使っている。

実は逆ポーランド入力に馴れた人はけっこう居るらしい。
測量をしている人、金融関係、科学技術計算、いずれも私と同じぐらいの世代の人(40代)が多いとか。
私も逆ポーランド入力をわかりやすく解説した絵本「カッコのない国」を買ったものだ。

そういう意味でも、これらのソフトがフリーソフトとして公開されているのは有り難い限りだ。
私は今日も電卓ソフトのEnterキーを押して計算している。


posted by 逸朗 at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(1) | PC
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